靖一郎豆乳について
はじめに
わたしたち靖一郎豆乳は2015年、大阪・松屋町にて「豆乳専門工場として創業致しました。
添加物、保存料、甘味料など人工的なものはいっさい使用せず、最高級品種の国産大豆のみを厳選ブレンドしております。
今では大阪を中心に多くの一流料理店様にご使用いただき、大阪市内に直営にて豆乳専門店を2店舗出店させていただいております。
素材へのこだわり
靖一郎豆乳は豆と水だけでつくります。
添加物も保存料も甘味料など人工的なものはいっさい使用しません。だから素材には少しの妥協も許されません。
研究を重ね、ほどよい甘味と深い味わいを持つ美味しい豆乳づくりのための大豆を日本中から取り寄せ、数種類を厳選ブレンドしました。
選び抜いた国産大豆だけを使用。
わたしたちはまずは豆乳づくりに特化した大豆を探すことからはじめました。
北は北海道、南は九州のいたるところまで実際に足を運び、大豆生産者様と直接出会い、生産者様への大豆生産に対する姿勢や想いに触れ、味を確かめ、大豆を輸送し「これぞ」と思える豆乳がつくれるよう日々製造しては味見をおこない、また研究に没頭するのでした。
選び抜かれた大豆をさらに丁寧に選別する。
選び抜かれた国産大豆だからといって、そのまま使用するわけではありません。
そこからさらに一粒一粒、綺麗な丸みと色合いのものだけに選別し、製造機へ投入します。ホンモノの豆乳はホンモノの素材だけでつくります。
製法へのこだわり
最新鋭エコスタープラント
エコスタープラントは第5回ものづくり日本大賞にて内閣総理大臣賞を受賞した無浸漬豆乳プラントです。
このプラントは豆乳・豆腐づくりに革命を起こしたと言われており、浸漬工程が不要になり、大豆を水にさらすことが無いため大豆本来の風味と旨味を逃すことがありません。
また独自の摩砕技術により、非常になめらかな食感を実現しました。この最新鋭プラントを豆乳製造に特化して導入しているのは靖一郎豆乳だけです。
無浸漬製法。だからなめらかで美味しい。
なぜ大豆を水に漬けないほうが良いのか?
通常の製法では20時間以上水に浸漬させた大豆を炊き、絞ってつくっています。
20時間以上大豆を水に漬けると栄養素が溶け出し、大豆が酸化し鮮度と風味が損なわれてしまいます。
靖一郎豆乳の製法では大豆を砕き、脱皮させることで大豆を漬けずにつくることが可能です。
これにより、大豆の栄養素を逃すことなく、酸化を防ぎ、コクの深いまろやかな豆乳をつくりだすことに成功したのです。
消泡剤・添加物はいっさい使用しません。
通常、大豆の皮は炊く際に泡の原因となり、泡を消すための消泡剤(添加物)を使用します。
ですが靖一郎豆乳の製法ではエコスターで脱皮粉砕し、特許技術を取得した特殊な密閉二重煮沸釜で短時間でしっかり炊くことにより、美味しい大豆の風味を損なうことなく、無消泡で無添加の安全かつ均一な豆乳づくりへと繋がるのです。
豆乳本来の風味を逃さない。
出来上がったばかりの豆乳を90℃の高温のまま瞬時にパッキングします。
空気の流入を最小限に抑え、酸化を防ぎ、豆乳の本来のおいしさや風味を逃しません。
また、専用のフィルムパッケージを採用しているため、高温に耐え、破損に強く、確かな堅牢性を保つのです。
徹底した品質管理
すべての個体を徹底チェック。
製造されたすべての個体を必ずひとつひとつ丁寧にチェックしています。
重要、温度、濃度、パッケージの瑕疵にいたるまで、すべてをチェックし、基準に満たないものはすべて破棄する徹底ぶりです。
また豆乳に気泡が混じっていないかも生産管理責任者によって入念に目視検査をしています。
豆乳の気泡は空気であり、製品の安全性になんら問題はありませんが、わずかな気泡が混じることにより、豆乳が酸化する恐れがあり、少しの風味も落とさないよう厳密に管理しています。
冷却水槽で常にフレッシュな状態で。
豆乳のタンパク質はまさに生き物であり、温度管理が命です。
靖一郎豆乳のような添加物等をいっさい使用しない濃厚な豆乳であれば、まさにそうです。生産後はすぐに冷却水槽にて1℃の水温にて保管・管理し、出荷までの鮮度を最大限に保ちます。
水冷循環により、夏場や冬場など、季節を問わず一定の温度管理を行うことで、一年を通してまったく同じ条件(温度管理)が維持できます。そうすることで添加物を使わなくても2週間の冷蔵保存が可能になるのです。
なぜ袋パッケージなのか、理由があります。
一般的に豆乳といえば、紙パッケージや、ボトルなどで市販されているものをよく見かけます。しかし、靖一郎豆乳は利便性より品質を最優先しています。
この袋パッケージでの販売を決断したのは、なによりおいしくできあがるからです。袋に詰めるときも、気泡が入らないように注意しています。気泡が入ると、酸化が進んだり、風味が落ちやすくなります。
また、パッケージに切り目を入れると便利ですが、その分、製造時間がかかり、酸化が進みます。新鮮なまま、そのおいしさを少しでもはやくパッケージしたい。
だから、靖一郎豆乳はパッケージをハサミで切っていただき、グラスにそそいで飲んでいただきたいと思います。靖一郎豆乳ならではのフレッシュで深いあじわいが立ちのぼってきます。
料理人が認めた、その理由
素材を吟味し、製法にこだわった靖一郎豆乳。
そのおいしさをまず認めたのはプロの料理人の方々でした。ミネラル感がある靖一郎豆乳は、プロの舌に応え、感性を刺激して新しいメニューに使われております。料理人の方々の多大な応援によって靖一郎豆乳は支えられているのです。
料理人の創作意欲を刺激する味覚と香り。
妥協を知らない素材への追求と、追随を許さない独創的な料理の数々。
ミシュラン2ッ星に輝く「カハラ」は、日本のみならず、海外の食通にも高く評価されています。オーナーシェフ・森義文さんは、農林水産省が与える「料理マスターズ」の第1回目の受賞者であり、2011年には「現代の名工」、2015年には「黄綬褒章」を受賞されています
森さんは言います。「靖一郎豆乳には大豆本来の甘味やコクがあり、それでいてさわやかです。あわびとエビの1品では出汁として靖一郎豆乳を使用。少し蒸すことでトロとさせるだけでなく、上品な甘さも引き出しました。また、靖一郎豆乳のおからも気に入っています。甘さと香りのバランスがすばらしいのです。少し炒めて裏ごししたおからを牛肉とあえることで、肉のうま味を引き立てつつ、大豆の香りも楽しめる1品になりました」。
大豆のおいしさ、香り、栄養が三位一体。
浅田美明さんが代表取締役社長を務める「五感」は、大阪を代表する洋菓子の名店。
「人」「鮮度」「旬」「風土」「安心」といった自然の摂理を大切にした、日本人の心に響く洋菓子づくりは、大阪のみならず日本中にファンを拡大中。北浜にある本店は、いつもたくさんのお客さまで賑わっています。
浅田さんも靖一郎豆乳を最初に認めたひとり。「はじめて靖一郎豆乳を飲んだときに驚いたのは、大豆のおいしさ、香り、栄養、それぞれどれひとつ欠けることなく三位一体となっていること。素材がいいので、スイーツに使うならできるだけシンプルなものがいいと思いました。そしてできあがったのが、靖一郎豆乳をそのままプリンにした『大美五豆(オミゴト)』。ヘルシーで口どけが良いとお客さまにも好評です」。
靖一郎豆乳の内容表示について
内容量:200g
成分:無調整
使用大豆:滋賀県産フクユタカ、タマホマレ
賞味期限:製造日より14日間
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
栄養成分表示(100gあたり)
エネルギー:63kcal
タンパク質:6.3g
脂質:3.2g
炭水化物:2.2g
食塩相当量:0.005g
大豆イソフラボン:26mg